LCRメーター IM3523 DCバイアス電圧ユニット付|日置(HIOKI)取扱実績

高精度・広レンジ測定とDCバイアス対応を備えた日置製LCRメーター IM3523の中古取扱実績

電子部品や回路の評価に欠かせない「LCRメーター」。その中でも日置(HIOKI)のIM3523は、広範な測定レンジと高精度を兼ね備えた定番モデルとして、多くの研究開発現場や品質保証部門で採用されています。
R4Rでは、この IM3523にDCバイアス電圧ユニット(9268-10)を付属した中古品 を取り扱った実績があり、信頼性とコストメリットを両立するソリューションとしてご提供しました。


製品概要と特長

幅広い測定モードとパラメータ

IM3523は、単一条件のLCR測定だけでなく、保存条件による連続測定にも対応しています。測定できるパラメータは非常に多彩で、以下を網羅しています。

  • インピーダンス/アドミタンス(Z, Y)
  • 位相角(θ)、リアクタンス(X)、コンダクタンス(G)、サセプタンス(B)
  • 品質係数(Q)、損失係数(D, tanδ)
  • 抵抗(Rdc, Rs, Rp, ESR)
  • インダクタンス(Ls, Lp)、キャパシタンス(Cs, Cp)

これにより、受動部品や材料評価において必要な電気特性を一台でカバーできます。


高精度かつ広レンジ測定

  • 測定レンジ:100 mΩ~100 MΩ
  • 基本確度:Z ±0.05% rdg., θ ±0.03°
  • 測定周波数範囲:40 Hz~200 kHz(5桁分解能)
  • 測定時間:最短2 ms(1 kHz, FASTモード時)

精密な部品特性評価から高速検査ラインまで、幅広い現場に対応可能です。


DCバイアス電圧ユニット(9268-10)付属

本機には、オプションの DCバイアス電圧ユニット(9268-10) が付属。これにより、コンデンサやインダクタに対して直流バイアスを印加した状態での評価が可能となり、実使用条件に近い特性を把握できます。
材料特性や電源系部品の評価において大きな強みを発揮します。


実用的な機能と拡張性

  • コンパレータ・BIN測定:自動分類により検査効率を向上
  • データ保存機能:メモリやUSB通信での外部活用が容易
  • インターフェース拡張:RS-232C/GP-IB/LANのいずれかを追加可能

研究開発から量産検査ラインまで幅広く導入可能な仕様となっています。


用途と活用シーン

  • コンデンサ、インダクタ、抵抗など受動部品の評価
  • ESR測定によるコンデンサの性能確認
  • DCバイアス条件下での電子部品特性の検証
  • 材料研究や品質保証試験
  • 生産ラインでの高速検査

特に「DCバイアス条件での測定」が求められる開発現場に最適です。


R4Rでの取扱実績

R4Rでは、以下の仕様を備えた中古品を取り扱いました。

  • 本体:LCRメーター IM3523
  • 付属:DCバイアス電圧ユニット 9268-10
  • 動作確認済み、精度良好
  • コストを抑えつつ、高精度な評価を必要とするお客様へ提供

中古計測器であっても、R4Rは動作確認を徹底し、安心して導入いただける体制を整えています。


まとめ

日置(HIOKI)の LCRメーター IM3523(DCバイアスユニット付) は、高精度・広レンジ測定と実用性を兼ね備えた信頼性の高い計測器です。
中古品を選択することで、導入コストを抑えつつ、研究開発・品質保証・生産現場の多様なニーズに応えることができます。
R4Rは今後も、現場に役立つ計測器の取扱実績を通じて、お客様に最適なソリューションを提供してまいります。

お問い合わせお待ちしております!